ゲームを集めて遊ぶだけではなく、どうせなら綺麗に飾りたいなぁと思い出すと、箱付きのソフトが欲しくなる。
でも箱付きになると値段が倍以上になるし、ほぼ言い値の世界なのであまり手が伸びない。そもそも箱付きで市場に流れてなかったりもするし。
今回は海外のゲームボーイコミュニティでやっている人を度々見かける、カセットテープのケースを使ったユニークなディスプレイ方法を試したのでご紹介。
カセットテープのケースを使用した、疑似パッケージ
使用するのはカセットテープ用のケース。私はMDの世代だが親が持っていたので少し馴染みがある。
奇妙にもこのケースはゲームボーイアドバンスのソフトを収納する事ができるらしい。
今回はAmazonで以発送の早かった下のケースを購入。値段的には1つ200円とそれなりに高い上に、届いたのを見ると思った以上にケースが安っぽい。こんなにペラペラだっけ?発送に時間のかかるものや、量の多い物を選べば単価はさらに抑えられる。中古で造りのしっかりしたものを探してみるのもいいかもしれない。
なお
ケースを購入する際は、画僧のように突起のついた物を選ぶこと。突起の間にソフトが収まるわけだ。とはいえかなり遊びがある。これは突起の羽が2つしかない物なので隙間が大きいが、6枚羽など羽の多い物を使用すれば、もう少し収まりは良くなるかもしれない。動かすとカタカタとソフトが動くので、人によってはかなり気になるだろう。スポンジを張り付けるなどの工夫をするか。
ちなみにケース内突起の片方をニッパーなどで排除すれば、ゲームボーイのソフトも収まる。
中に入れるスリーブを制作
ケースの中に入れる紙(スリーブ)を画像編集ソフトで作成。今回はパッケージ画像を流用し、実物に似せてみた。
サイズを調べて作ったテンプレート。仕上がりを見ると、64mmの面は66mmで良かったかも。画像はレイヤー機能のある編集ソフトなら何でも作れる。ド有名だとフリーソフトの「GIMP」など。
このようにフリー素材でないもの利用する場合は、個人の範囲で作って楽しむこと。このように作ったものを配布や販売をすることは絶対にしてはいけない。本記事はそれを推奨する目的は一切ない。
今回は試作だったので普通のコピー用紙に印刷。わかっていたけどかなりペラペラで浮いてしまった。印刷は写真用紙などの硬い光沢紙を強くオススメする。
スリーブを入れたら完成、飾ってみよう
こうして擬似パッケージの完成。ちっちゃいパッケージでかわいい。
紙のパッケージだと開けるのも慎重になるだろうけど、これならそんな心配無用なので、気楽にディスプレイしつつゲームも遊べる。ディスプレイ欲は十分に満たされそうだ。
個人的には気に入ったけど
作るのも楽しいし、ディスプレイ欲も満たせる。好きなソフトがどこにあるのか一目でわかるのも良い。そしてなによりもこのサイズ感がたまらなく好き。箱付きは値段がばかげているので買う気になれないし。
しかし今回は用意したケースがだめだった。蓋の部分が何もしていなくても開いてしまう。もっとしっかりしたケースを用意できれば十分に満足できたかもしれない。
似たような収納方法としては、DSのケースを利用するというのも主流。DSのケースにはアドバンスのソフト用のスロットがあるので、同じようにパッケージ画像を自作すれば疑似パッケージの出来上がり。今度はそれも試してみようかな。