ビデオゲーム以外にもアナログなボードゲームなども好きなのですが、その中でもお気に入りがモンスターメーカーというゲーム。
わたしが生まれる前から遊ばれていたカードゲームをリメイクした作品なのですが、グッと惹かれるイラストや設定にゲーム性とどれをとっても好みのど真ん中で大好きなゲームなのです。
一緒にあそんだ友人の1人が 「当時これのゲームボーイのソフト持ってたよ!」 とテンションが上がった結果、後日実家から探しだして譲ってくれたので早速遊んでみました。
モンスターメーカーで遊ぶ
説明書が無いのでwikipediaで軽く調べると、ワンダーランドと呼ばれる世界でカード王に挑戦する、なストーリーらしい。そしてこの世界はなんでもカードでできているのだそう。
キャラクターは4人から選べるので、パッケージもセンターを飾るディアーネを選択。このキャラはなんとなく当時から人気なかおりがしますね・・・。
王様からお城の地下道の異音を調査してこい、との指令を受けたので現地に向かいます。その前にマップを歩き回って冒険に出る準備をしつつ、情報収集をしておきますか。
酒場で仲間が雇えるぜ!みたいなことを聞いたので酒場に仲間を増やしに来ました。雇うにはお金がかかりますが、おそらく一人旅よりいいだろうと最大人数の2人雇うことに。
主人公のレベルが1なのに酒場の仲間は3~6と明らかに強いのでこの選択は間違いではないはず。今回はエルフのロリエーンと魔術師のチチーナを雇い、のこったお金で武器を買っていざ出発。
手元のカードを見比べると、それぞれのキャラデザが時代によって変わっているのがよくわかりますね。チチーナ、その服で冒険に出るのはお父さんが許しませんよ。
全てがカードで表現された世界
ダンジョンでカードタイルをめくって進んでいく以外はオーソドックスなRPGといったところでしょうか。戦闘もシンプルなコマンド選択で、アイテムや魔法はカードとして持ち物から使用するスタイル。MPはあくまで店で魔法を買うための通貨扱いなのはちょっと斬新な気がします。
戦闘には便利なオート機能も。なんだかんだザコ敵戦は単調になりがちなので助かりますね。道中にはカードが落ちていて、それぞれ宝箱やなにかしらのイベントが発生します。この手のファンタジーなゲームでは定番ですが、当然宝箱には罠が仕掛けられているので気が抜けないですね。
このなんとも言えないマヌケ顔の巨大ネズミが異音の原因でした。とくに苦戦することなく倒せたので王様に報告をしに戻りましょう。
道中どれだけ敵を倒してもレベルが上がらないなーと思ってたら、報酬として王様がレベルを上げてくれました。レベル上げの概念が無いのでお金をためて装備品を買うくらいしか育成する手段がないような気がしますが。
装備品もダンジョンで拾える物の方が店売りよりも強かったので、ゲームとしてはすごい単調な印象です。とはいえ初期のゲームボーイ時代のゲームなのでその辺は仕方ないのかも。ゲームボーイの小さい画面の中でのドット絵の再現度は高い気がします。
全体的にシンプルながらも、昔のRPGでよくあった罠による選択肢などのヒヤヒヤ感もあって楽しく遊べました。カードゲームの方も複数人で遊べて楽しいですよ。
帰ったら王様がマヌケにもコボルドに王冠を盗まれていたので、今から取り戻しに出ます。どうやったら盗まれるのよ。