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Switch Online にてゼルダの伝説 ふしぎの木の実シリーズが配信開始

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2023年7月27日(木)の本日よりSwitch Onlineにて、ゼルダの伝説 ふしぎの木の実シリーズ2作品が配信開始。

ふしぎの木の実シリーズとは

ゼルダの伝説ふしぎの木の実は、時空の書と大地の書のバージョン違いで発売された、見下ろし型の2Dゼルダ作品。内容の若干違うバージョン商法は当時よく見たものだ。しかし本作はただのバージョン違いではなく、まったく中身の違う2つのゲーム。どっちを買ってもらうかで頭を抱えたのをよく覚えている。

大地の書は四季のロッドを使った季節の変化。時空の書は時のたてごとを使った、時代の変化。それぞれメインとなるシステムが異なるのだ。季節を変えることで、冬には水面が凍って歩けるようになったり、時代を変えることで、過去に配置した木の根からツタが伸びて登れるようになるなど。季節と時間の変化を利用した謎解きが楽しくも難しい。同じゲームボーイタイトルである夢を見る島よりも歯応えのある冒険が楽しめた。

8つのことわりを集めて、囚われた巫女を助けるという大まかなストーリー。本作を象徴するアイテムである木の実。これらが主に両作品で共通する点。シナリオやマップ、ダンジョンや使えるアイテムはどちらも全くの別物だ。

今も昔も変わらずディン派



時空の書では時の巫女ネール、大地の書では大地の巫女ディンが登場。わたしは今も昔もディンのほうが好きである。プリキュアならキュアブラックが好きだった。

なお本作は、どちらかのゲームクリア後に出てくるあいことばをもう1作品に入力してはじめることで、世界が繋がるリンクシステムが利用できる。物語が続きとして始まり、本来出てこないキャラが出てくなどの変化がある。なのでどちらから遊んでも問題はない。

個人的に時空の書は、歴代2Dゼルダの中でもトップレベルの難易度。時代の切り替えによる移動可能な範囲の管理がかなり難しく、当時は攻略本がなければクリアできなかったほど。手始めは大地の書からがオススメだ。

余談だが、構想段階ではトライフォースになぞって勇気、知恵、力の3部作になる予定だったらしい。そうなればもう一人の巫女はフロルだったのだろうか。

3Dゼルダとは違った楽しさがある2Dゼルダ。気づけば4つの剣とDS作品を除けば全てSwitchで遊べるようになった。この機会に2Dゼルダも遊んでみてはいかがだろうか。謎解き要素が好きであれば、必ず気に入るはず。

ちなみにわたしはティアキンを挫折した。自由度の高いゲームは肌に合わないよう。