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ゲームボーイブログ

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【ROMカセット編】ゲームソフトの掃除は簡単にできる

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ダウンロード版やクラウドの普及によりソフト現物を持たなくてもよくなった反面、レトロゲームを正規ハードで遊ぼうとすると、どうしても現物のソフトを起動するしかない。そしてソフトが1発で起動しなくてもだえる。よね?
年季の入ったレトロゲームでこれからも遊ぶことを考えると、ソフトのメンテナンスはほぼ必須だ。
面倒そうに思うが、実はとってもお手軽に掃除ができる。ゲームを手に入れたら試してみてほしい。

お手軽にできるゲームソフトの掃除(ROMカセット編)

用意するもの

・綿棒

・アルコールティッシュ

・無水エタノール

・メラミンスポンジ

・メガネ拭きなどの柔らかい布

 

外装のクリーニング

まずはソフトの外装を綺麗にするためにアルコールティッシュでさっと拭く。
ラベルはラミネートされているものがほとんどなのでさっと拭く分には意外に大丈夫。その後布で乾拭きして水分を取る。

 

付着した汚れは少し水を染み込ませたメラミンスポンジで優しくこすると大体落ちる。が、力を入れすぎるとソフトのコーティングが剝がれてこすった部分だけ目立ってしまうので注意。

 

油性ペンの汚れは無水エタノールを染みこませた綿棒か、少し水を染み込ませたメラミンスポンジ擦ると落ちる。ただし材質によっては相性が悪いのかこの方法で落とせない場合もある。FCやSFCなどはきれいに落ちるがGBはきれいに落ちなかった

 

変色などの手間がかかる部分は経年劣化の味として楽しむことにするとストレスフリー。もしソフトの溝まで大きく汚れている場合は、つまようじで汚れをかき出してから無水エタノールを染みこませた綿棒で拭いてあげよう。

端子のクリーニング

お次は綿棒に無水エタノールを少し染み込ませて端子をこする。最初は戸惑うかもしれないけど勇気を出して。すこし押し付けてるなーくらいの力加減でこすれば・・・

 

こんなに汚れがとれる

 

SFCや64などの大きめのカセットは内側も拭いてキレイにしてしまおう。

 

まだ起動しにくい場合はまだ汚れがこびりついている場合があるのでもう少し力を入れてこする。大体のものはここまでの掃除ですっと起動してくれるようになる。
それでも起動しない場合は、本体の差し込み部分が汚れているか、ソフトの基盤に問題がある可能性がある。今回は割愛。

 

簡単な掃除で無事1発起動してくれるように。
定番のカセットフーフーは端子が錆びる可能性があるのでやっちゃダメだぞ。

まとめ

無水エタノールを染み込ませた綿棒で端子の汚れをとる。基本はこれだけでOK。
1本あたり5分もかからない作業で大抵のROMカセットはすんなりと起動するようになる。基本的に手に入るのはどう渡り歩いたかもわからない中古品なので、外装もさっとキレイにしてあげると多少は安心だろう。こういったアナログな作業もレトロゲームを楽しむ上での醍醐味の1つだ。