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心躍るクリアブラックなシェルで、ゲームボーイアドバンスSPをカスタマイズ

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平成レトロの代名詞とも言える、クリアカラーのガジェットは、同じ時を生きた同志であれば誰しもが心惹かれるのではないだろうか。基盤が透けて見えるデザインは、今見てもクールで大好きなのだが、最近は見かける機会が少ない。それなら作ってしまえの精神で、持ちのアドバンスSPをクリアブラックのシェルに交換したところ、愛着がマシマシでたまらなくなってしまったぞ。


 



今回は、Funny Playing社製のカスタムシェルに交換した。海外メーカー製だが、公式の通販サイトが国際配送に対応しているので、個人でも直接輸入ができる。こちらのシェルはひとつ $9.90 なので、約1500円ほどで購入。円安の影響で長らく渋っていたのだが、昨今の円高のおかげでいくらか買いやすくなった。

購入した翌日には発送され、中国から海を渡り1週間ほどで届いた。 $35 以上の購入で送料が無料になるため、ある程度まとめてパーツを購入するのがおすすめだ。

 


 

画像上が、以前IPS液晶化の際に交換したマットブラックシェル



過去にIPS液晶を導入したマットブラックのSP本体の中身をそのまま移植した。個人の感じ方ではあるだろうが、見た目の印象がぐっと引き締まったように感じる。

交換前のマットシェルも質は良く、触っていて気持ちがよかったのだが、手汗による指紋が付着しやすい上に、遊んでいくうちに擦れた跡が目立ってきて気になっていた。Amazonで手軽に購入ができて悪い品物ではないのだが、少々値が張る。

 



純正のオニキスブラックとツーショットで

 

Funny Playing社製のシェルはパーツのかみ合わせが良く、プラスチックの質感も安っぽくないので非常にクオリティが高い。ちょうどいい基盤の透け感は、まさにあの頃のクリアカラーそのものだ。液晶裏はむき出しのままだと、液晶の光が漏れすぎて気になるので、別売りの裏地パーツをつけている。ここに関しては好みだろう。

 


 

やっぱこれだね、となるクリアカラーは至福


基盤とリボンケーブルが透けた本体は、これぞまさにデジタル機器なたたずまいで、手に取ると思わず笑顔になってしまう。その時々によって、定期的にお気に入りの機種が変わるのだが、当分はこのアドバンスSPがその座に鎮座することになるだろう。普段持ち歩いているゲームボーイミクロは、しばらくお留守番になりそうだ。

写真ではただの透明に見えるが、クリアブラックなので実際はうっすら黒くてなかなかにシブい。クリアグリーンとか明るい色だと、むしろポップに見えることだろう。こんなにも味わい深くてかっこいいクリアシェル。是非交換にチャレンジして、平成初期の感じを味わってみて。


IPS液晶は綺麗だが、充電の減りの速さが体感2倍なので注意