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【レビュー】マリオ&ルイージRPG

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今やマリオシリーズは様々なジャンルで発売されているが、意外と数多く出ているのがRPG。その中で今回レビューするのがマリオ&ルイージRPG。アクション要素が強めでコミカルな作風が特徴で、兄弟2人の掛け合いが強く出た作品だ。ルイージだって冒険に出たいのだよ。

ゲームについて

マリオ&ルイージRPG 
ハード:GBA
ジャンル:ブラザーアクションRPG

どんなゲーム?

オーソドックスなRPGに、フィールドから戦闘まで随所にアクション要素が組み込まれているのが特徴。マリオならではのジャンプやハンマーでのアクションを駆使して進めていく。ブラザーアクションと名のある通り、マリオをハンマーで叩いて小さくしたり、ルイージを燃やして高速移動したりと兄弟であることを活かしたアクションも多数ある。なんならマリオは人間ポンプになる。
アクションは戦闘でも重要で、タイミング良くジャンプをして攻撃を避けたり、ハンマーで叩いて反撃したりとコマンドを選んだ後も油断できない。

弟を燃やす兄の図

ストーリーはこんな感じ

ピーチ姫のきれいな声が魔女のゲラゲモーナに奪われてしまったので、マリオとルイージで取り返しに行こう、といったストーリー。もちろんそれだけでは終わらず、降り立ったマメーリア王国を巻き込んだ展開になっていく。
名前や各キャラなど全体的にコミカルさが押し出されているのだが、敵であるゲラゲモーナは普通にマメーリア王国を滅ぼす勢いで攻撃していたりとハードな一面も。
クッパがノリノリで冒険のサポートをしてくれたりと、スピンオフ作品ならではの展開もある。

マリオとルイージの兄弟愛

マリオとルイージが共に冒険をするので、兄弟間の描写が他シリーズに比べて強く描かれている印象を受ける。離れ離れになって再開したらおもわず抱き合ったり、戦闘で片方がやられたら背負って攻撃から守ろうとしたりと強い兄弟の絆を感じる場面がグッときてしまう。普段は離れ離れでも二人の絆は強いのだ。
キノコ王国外でもこの兄弟の名は広まっているのだが、断然マリオの方が有名なようでルイージはわりと雑に覚えられている様子。名前を覚えられていなかったりして拗ねるルイージはかわいい。
余談だが、この頃はルイージマンションが発売したりと、ルイージが何かと推されていた時期だった気がする。本作の公式サイトにもルイージファン広場なんてあったり。

 

www.nintendo.co.jp

マリオらしさの詰まった良作RPG

戦闘にはステータスだけでなくアクションが直接関わるので、アクションに自信があれば敵の攻撃を避けきってノーダメージで進めていくこともできる。自信がないならRPGらしくレベルを上げて突破すればよいので自分のプレイスタイルで楽しむことができる。低レベルのやりこみプレイも可能だ。
トゲゾーは踏むとダメージを受けるなどお馴染みの要素や、過去作のオマージュなどもたくさんあるので、マリオ経験者なら思わずニヤリとすること間違いなし。
ストーリーも全体的にはギャグというテーマでコミカルに展開しつつも、たまに入るハードな描写がアクセントとして光っている。
GBA以外だとWiiUのバーチャルコンソールで配信中。3DSでリメイク版も出ている。

 

GBAソフトマリオ&ルイージRPG (箱説なし)

 

ニンテンドー3DSソフトマリオ&ルイージRPG1 DX