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ゲームボーイブログ

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【GB】ガラケー世代は直撃のなつかしさ! / 携帯電獣テレファング

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今やだれもが当たり前のようにスマホを持つ時代ですが、スマホが世にでる前は携帯電話、いわゆるガラケーが主流でした。ここで合いづちを打てる方にはグッと来そうなのが携帯電獣テレファングです。ガラケーをメインテーマにした育成RPGと、時代を強く感じるタイトル。いかにもレトロゲームって感じがして好き。

コミカライズも、メダロットなどと同じくボンボンでされていますが、残念ながら電子書籍版は存在せず。当時は存在を知っている程度のものでしたが、もしかしたらニッチな人気でもあったのでしょうか。

 

 

ざっくり世界観

Dショットなる特別な携帯電話があれば、誰でも電獣界にいける世の中。電獣達の暮らす電獣界で、主人公はたくさんの電獣と友達になることをめざして物語は進んでいく。

住人の悩みに応えたり、友達と共にカクザ党なる怪しい団体と対峙じたり。電獣マスターにおれはなる!って感じに思ってもらえればおおむね大丈夫です。

電話番号を交換して友達を増やそう

携帯電話なので、当然ですが電話番号を交換することで友達が増えていくシステム。友達になった電獣のうち呼び出した1匹は後ろをついてくるので、一緒に旅に出ることができます。

他の電獣たちとはメールや電話でのやり取りができ、戦闘開始時には電波状況に応じて電話で呼び出します。今から遊ぼうぜ的なノリで呼んでいるのでしょうが、遠くにいる電獣は当然来るまでに時間がかかりますし、道に迷ったり寄り道をして遅刻をしてくるなんて事も。

ドジっ子みたいで憎めませんが、この時主人公サイドでは生きるか死ぬかの瀬戸際になっていることを彼は知らない。

育成面ではレベルアップによる進化に加え、アイテムを使って改造進化したり、他の電獣のDNAを移植して進化させたりと、なかなか子供心に刺さる仕様です。

戦闘はちょっと大味かな

通称テレファングと呼ばれる戦闘は、4つの技から1つを選ぶチーム制コマンドバトル。技に属性があるわけではないので、電獣の同士の相性が悪いとなす術なくやられてしまうのが難点。電獣達は意図せず勝手に行動をする事もあるので、意外と戦闘はシビアなのかも。

そういえばテレファングとテレワークって語感が似てますね。

ガラケーまんまのメニュー画面が懐かしい

何より特徴的なのがこのメニュー画面ですよ!ガラケーそのままなので懐かしさがどっと押し寄せてきます。同年代付近の方は同じようになるに違いないはず。

今だとスマホを催したアイテムが出てくるゲームが山ほどありますが、それらもいずれこのゲームみたいに時代を感じる要素となるのでしょうか。気になる。

今からこのゲームで遊ぶには

移植やリマスターなどは存在しないので、ソフトを買うしかありません。パワーとスピードの2バージョンありますが、どちらも相場は500円前後で比較的見つけやすい印象です。

そしてこれが付属の周辺機器であるパワーアンテナ。ゲームボーイに取り付けると、ゲーム中、電獣と電話などの送受信の際に光る!・・・光るだけ!

あまりにもどうでもいいでアイテムですが、世界観に浸るためにちょっと欲しい。探してます